Canal Street@マンハッタンのStreet

Route 66のバーチャルな旅 のハズが、横道に逸れております。

Under construction

マンハッタンの場合、14th St.あたりで、その島が九の字に曲(地形的)がっています。14th St.入以南では、St. とAve.の碁盤の目が、崩れています。これは、碁盤の目で整備する時点で、すでに町が存在していたことを意味します。

所謂ローアーマンハッタン/Lower Manhattanと言われる地域ですね。

私の四半世紀前の記憶に基づくことなのですが、ローアーマンハッタン といえば、

SOHO(South of Huston St.)、リトルイタリー、チャイナタウンが一般的に知られています。そうだ、ローアーマンハッタンのチャイナタウンよりも南のブロードウエイ脇のとあるビルの中に、バリーズエレクトロにクス という無線ショップがあったなぁ。

> It's Barry Electronics, located at 512 Broadway near Canal Street. ※

さて、リトルイタリー、チャイナタウンの境界が、キャナルSt.です。

Canalとは、運河のことで、Canal St.は、イーストリバーとハドソンリバーを繋ぐ運河の跡なんだそうです。

ブラタモリのマンハッタン編とかあったら、きっと取り上げられるSt.でしょう。

その運河の用途としては、マンハッタンの南部はもともと港町です。人口の増加とともに岸に沿った地域に倉とか店を構えるのことが限界に達したので、島南部を東西に走る運河を掘ることが、当時の都市計画上必要とされたのでしょう。すなわち運河沿いに倉や店を構えることが可能になります。その結果、商業地としての生産性がアップですね。

また、この運河を利用することで船は、バッテリーパークの南側を迂回する必要もありません。バイパスの役目も果たしたハズです。

今の日本にも当てはめてみると、水上交通に限定される話ではありませんね。国道??号線バイパスが出来ると、駐車場を備えた大型店とか飲食店が、商業目的で進出します。

そのコンセプトは、時代に関わらず同じです。温故知新とは、よく言ったものです。時代の経過ともに進化するのは、実現手段/技術なのですね。

TBC

 

※ 当時のBarry Electronicsで購入したCushcraft R5は、我が家のクローゼットで休眠中